ダイエットと冷えについて考えよう。
2023/11/18
こんにちは!
大阪・堺筋本町のパーソナルジムSANWAYDの国本です。
最近めっきり寒くなって来ましたので冷えが気になる方も多いかと思います。
東洋医学では冷え性は「冷え症」といい、治療が必要な症状として扱います。
今回は冷えがダイエットに及ぼす影響についてお話していきます。
冷え性の人や平熱が低い人は要チェックです。
体温の法則
まずは体温ごとの体の反応を見ていきましょう。
・35℃:がん細胞がもっとも増加する温度
・35.5℃:排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状が出現
・36℃:震える事によって熱を上げる
・36.5℃:健康体、免疫力高い
・37℃:体内酵素が活性化
・37.5:菌やウイルスに強い状態
これを見ていくと36.5〜36.9度が平熱だと健康状態は良好ですね。
ちなみに体温が1℃下がると免疫力が30〜40%下がるとも言われています。
冷えの人体への影響
・風邪をひきやすい
・手足のだるさやむくみ
・生理不順や生理中
・肌荒れ
・肩こり、腰痛、腹痛、疲労感
・頭痛、集中力の低下、イライラ
など、さまざまな影響があります。
ではダイエットにはどんな影響があるのでしょうか?
冷えのダイエットの影響
1.代謝の変化
一時的に体温を上げるために上昇するが長期的な影響はなし
2.食欲と食事内容の変化
食欲が増し、高カロリーな食事を好む傾向がある
3.運動と体温調整
エネルギー消費を増加させるがパフォーマンスも低下する
4.循環障害と冷え症
血行不良が起こり、代謝低下や酸素供給不足が起こる可能性がある
5.食品選択
体温を上げる食品を好み、余分なカロリー摂取の原因になる
ダイエットに影響があるのは「2番、4番、5番」です。
簡単にいうと体温が下がると人間は体温を上げるために高カロリーな食事を摂りやすいという事です。
また体温が下がると排泄機能が低下する可能性があるので便秘による腸内環境の悪化が考えられます。
その結果痩せにくい状態になりますので、体を冷やす環境はなるべく作らないようにしましょう。
年々人の平均体温が下がってきており、原因の一つは筋肉量の低下と言われていますので、冷え性の人は筋肉量を増やす事で平熱を上げる事を試してはみてはいかがでしょうか?
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